バストの大きさや形の悩みを解決する方法のひとつに、豊胸手術があります。手術には色々な種類がありますが、2サイズ以上のバストアップを目指している場合には、シリコンバッグの挿入を選ぶことが多いです。シリコンバッグは、近年開発が進み従来よりも手触りが柔らかく、自然なサイズアップができるようになっていますが、メリットだけではなくデメリットもあるのでメリットとデメリットの両方を知ってから選ぶことをおすすめします。

豊胸手術の種類と特徴

小さな胸や左右差がある、下垂しているなどの悩みがある人が興味を持つ豊胸手術には、いくつかの種類があります。1~2サイズ程度のさり気ないサイズアップをしたい場合に選ばれているのが、ヒアルロン酸を注入する方法です。ヒアルロン酸はもともと人間の体内にある成分なので安全性が高く、仕上がりも自然ですが、効果の持続期間は2年程度なので、維持したいときにはメンテナンスが必要になります。

最近注目されている脂肪注入は、自分の余分な脂肪を吸引して胸に注入する方法です。自然な仕上がりで定着すると持続期間が長いのですが、注入した脂肪がすべて定着するわけではなく効果が思ったより少なかったという人もいます。採取した脂肪を培養したり、精製したりするため費用が比較的高額になることが多い方法です。

2サイズ以上のサイズアップをしたい時には、シリコンバッグを挿入する方法が良く用いられます。効果が半永久的で、最近では拘縮が少ないタイプも登場しており再注目されています。

シリコンバッグを挿入する豊胸手術とは

シリコンバッグを胸に挿入して行う豊胸手術は、かたくて不自然になりそう、傷跡が目立つなどのイメージがありましたが、最近では自然な柔らかさと仕上がりで、傷跡が目立ちにくくなっているため、2サイズ以上のサイズアップを目指す人に選ばれてます。希望のサイズと仕上がりの形を実現することが期待できる方法で、左右差がある場合にも美しく仕上げることが可能です。

小さな切開口から挿入することができるため、時間がたつと傷が目立ちにくくなってゆき、理想通りの大きさと形になることができます。異物を挿入するため、術後の検診を受けることができないと思っている人もいますが、最近ではマンモグラフィ検査や超音波検査を受けることができるようになっているため、術後の健康も守ることができます。安全性が高く、マッサージの必要性や拘縮が少ない新しいタイプのバッグも登場しており、理想のバストラインを手に入れたいという人に人気がある方法です。

効果が半永久的に続くことがメリット

シリコンバッグを胸に挿入して行う豊胸手術の最大のメリットは、大きさや形を理想のバストに近づけることができ、効果が半永久的に続くことです。シリコンバッグは、ヒアルロン酸や脂肪のように体に吸収されてしまうことが無いので、メンテナンスの必要が無く、追加の費用も掛からないことが特徴です。

大胸筋と小胸筋の間に入れると、バストに触れた時にバッグの感触がせず、形もなだらかでナチュラルな仕上がりで、乳腺や皮下脂肪が少ない場合や皮膚が薄い場合に向いています。乳腺と胸筋膜の間に挿入すると動きや柔らかさが出るため、谷間を作りたい、下垂しているという悩みがある場合に適した方法です。大胸筋を包む筋膜の下に挿入すると、筋肉収縮によるバストの変形が起こりにくいという特徴があります。入れる場所だけでなく、わきの下やアンダーバストのしわにそって切開する方法、シリコンバッグの種類などを選ぶことができるため自分が納得できる方法を選ぶことができます。

メリットだけでなくデメリットも

大きさや形の悩みを一掃し、理想のバストを手に入れることができて、効果も半永久的に続くというメリットがあるシリコンバッグを胸に挿入して行う豊胸手術ですが、デメリットもあります。バッグの質が向上し、自然な柔らかさや見た目に近づいてきていますが、異物を挿入するため不自然に思えるという人もいます。サイズが急にアップすることで、不自然さを感じる場合が多く見慣れると違和感は減っていくものですが、違和感がぬぐい切れないという人もいるようです。

術後に胸の痛みがあったり、傷跡が残ることもあります。胸の痛みや傷跡は、時間の経過とともに薄れていくのですが、半年程度残ることもあるので、痛みが嫌な人や傷跡を知られたくないという人にとってはデメリットになることがあります。異物を体に挿入するため、安全性が高くなってきているとはいえ、副作用がおきる可能性があることもデメリットのひとつです。異物と体が認識すると、胸の中に薄い膜ができかたくなったり、形が変形してしまうことがあります。

まとめ

理想のバストを手に入れることができるシリコンバッグを胸に挿入して行う豊胸手術は、効果が半永久的に続き、メンテナンスが楽というメリットがありますが、異物を挿入する手術を行うためデメリットもあります。メリットだけでなく、デメリットについても正しく知ることで、後悔しない選択をすることが大切です。挿入する場所やバッグの種類、切開の場所などの選択肢もたくさんあるので、正しく知っておくことが豊胸の第一歩です。